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【トランペット初心者必見】唇が乾燥して音が割れる原因と改善方法|リップクリームと水分補給で安定した音に!
トランペットを練習していて、ある日突然「音がパキッと割れる」「高音が全然鳴らない」「音が荒れてしまう」という経験はありませんか。実はその大きな原因のひとつが、意外にも“唇の乾燥”です。今回は、私自身が体験した「唇が乾燥して音が割れる」という悩みと、その改善方法を詳しく紹介します。
◆唇が乾燥して音が割れる原因とは?
初心者のうちは特に、唇の状態がそのまま音に反映されてしまいます。私もトランペットを始めて数ヶ月の頃、冬場になると急に音が不安定になり、レッスン中に先生から「今日どうしたの?」と言われることが続きました。自分ではいつも通り吹いているつもりなのに、高音ではパリッと音が割れ、低音では雑音が混ざるようなひどい状態でした。
鏡で唇を見てみると、皮がめくれてガサガサ。乾燥によって唇がうまく振動できず、結果として音が割れたり、コントロールが効かなくなっていたのです。特に冬場は暖房による乾燥や水分不足も重なり、唇のコンディションは悪くなりがちです。
◆なぜ唇が乾燥すると音が割れるのか?
トランペットの音は、息で唇を振動させることで生まれます。しかし唇が乾燥していると、次のような問題が起きます。
- 唇が硬くなり振動がスムーズに起こらない
- 皮がめくれて密着が悪くなるため息漏れしやすい
- コントロールできず高音で音割れが起きやすい
つまり、唇の状態が悪いだけで、いくらアンブシュアが良くても音が荒れてしまうのです。私もこの仕組みを知るまでは、「自分には才能がないのでは……」と悩む日々が続きました。
◆効果抜群だった改善方法:リップクリームと水分補給
そんな時、先輩に「唇の乾燥は音割れの原因だよ。リップクリームと水を常に持ち歩いてみて」と言われたことをきっかけに、ケアを始めました。使ったのは、無香料・メントールなしのリップクリーム。メントール入りは逆に乾燥を招くことがあるので避けました。
また、練習前・練習中・練習後のこまめな水分補給も徹底しました。水筒を手元に置いて2〜3曲吹くごとにひと口飲み、唇の湿度が保たれる状態を意識しました。
◆改善方法の効果:音の安定感が劇的にアップ
この対策を始めて数日後、驚くほどの変化が現れました。まず、高音での音割れがなくなり、息の通りがスムーズに。低音も以前より豊かに響くようになり、全体的に音の輪郭がはっきりしてきました。
レッスンでも先生から「今日は良い音してるね!」と言われ、自信を取り戻すきっかけにもなりました。ここまで変わるのかと実感し、今ではリップクリームと水は絶対に欠かせないアイテムになっています。
◆まとめ:音が割れる原因は技術ではなく“唇の状態”かもしれません
トランペット初心者に多い「音が割れる」「高音が出にくい」という悩みは、技術不足ではなく、唇の乾燥が原因のことも多いです。リップクリームで保湿し、こまめに水分補給するだけで、音の安定感は劇的に変わります。
もし今あなたが同じ悩みを抱えているなら、まずは唇のケアから始めてみてください。シンプルですが、最も効果の大きい改善方法のひとつです。

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