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【トランペット初心者必見】発音時に声が出てしまう原因と解決法|舌先に集中するだけで劇的改善
トランペットを始めたばかりの頃、誰もが一度は通るであろう悩みがあります。それが「音を出そうとすると、なぜか声まで一緒に出てしまう問題」です。
私も例外ではありませんでした。むしろ、人よりも派手にやらかした側だと自負しています。スタジオ練習中、「ター!」と吹いたつもりが、なぜか「ターァァ!」と人間の声が混ざり、隣の部屋から失笑が聞こえてきたときのあの気まずさ。今思い出しても、顔から火が出そうになります。
この記事では、そんなトランペット初心者の「声が出てしまう」悩みについて、
- なぜ声が出てしまうのかという原因
- 私自身の失敗談(ちょっと笑える話付き)
- 舌先の動作に集中することでどう改善したのか
- 実際に得られた具体的な効果
を、初心者目線で丁寧に解説していきます。ですます調で書いていますので、安心して読み進めてください。
トランペット初心者が「声で発音してしまう」あるある
トランペットの教則本や動画では、必ずと言っていいほど「タンギングは『タ』や『トゥ』のイメージで」と説明されています。
問題は、初心者ほどこの言葉を真に受けすぎてしまうことです。
私もそうでした。真面目な性格が災いし、「タって言うんだから、ちゃんとタって言わないといけないんだよな?」と考えた結果、
・息を吹く
・舌を動かす
・声帯まで総動員する
という、もはやトランペットというより朗読会のような演奏になってしまったのです。
初めて個人レッスンを受けたとき、先生に「今、何か歌いました?」と真顔で聞かれたのは、一生忘れません。
【体験談】声が出すぎて家族に心配された話
家で練習していたときの話です。防音対策として、私はクローゼットの中で練習していました。
「よし、今日はタンギングを重点的にやろう」と意気込んで、
「ター!ター!ター!」
と吹いていたつもりでした。しかし数分後、ドアの外から母の声が聞こえました。
「ねえ、大丈夫?誰かと口論してるの?」
どうやら、トランペットの音よりも、私のくぐもった人間の声の方がよく聞こえていたようです。
この瞬間、私は気づきました。
「あ、これ楽器の練習じゃなくて発声練習だわ」
なぜトランペットで声が出てしまうのか【原因分析】
声が出てしまう原因は、才能不足でもセンスの問題でもありません。ほとんどの場合、以下のような原因が重なっています。
原因① 発音=声を出すことだと勘違いしている
「タ」「トゥ」と言われることで、無意識に声帯を使ってしまいます。ですが、トランペットの発音に声帯は一切不要です。
原因② 舌全体を大きく動かそうとしている
初心者ほど、舌をベロンと動かしてしまいがちです。その結果、喉が連動し、声が出やすくなります。
原因③ 息とタンギングを同時にコントロールできていない
息・唇・舌を一気にやろうとして、頭がパニック状態になります。その結果、余計な力が入り、声が漏れます。
解決のカギは「舌先の動作に集中する」こと
いろいろ試行錯誤した結果、私がたどり着いた結論は非常にシンプルでした。
「声を消そうとする」のではなく、「舌先だけに集中する」
これです。
具体的に意識したポイント
- 舌の動きは「先端だけ」
- 上の前歯の付け根(歯茎)に軽く触れる
- 「タ」と言わず、「息を一瞬止めるスイッチ」だと考える
最初は音を出さず、マウスピースだけで練習しました。声を出さずに「スッ、スッ」と息を区切る感覚を覚えるのです。
【実践エピソード】最初は逆に変な顔になりました
舌先だけを意識し始めた頃、鏡の前で練習していたのですが、自分の顔を見てびっくりしました。
口元に全神経を集中させすぎて、眉間にシワ、目は半開き。完全に変顔です。
妻に見られて、「それ…本当に音楽やってる顔?」と言われました。
しかし、この変顔期間を乗り越えたあたりから、明らかに変化が出てきました。
解決方法を実践して得られた3つの効果
効果① 声が完全に出なくなった
一番の効果はこれです。録音して確認しても、人間の声が混ざらなくなりました。
効果② 音の立ち上がりがはっきりした
舌先だけを使うことで、音の輪郭がくっきりし、「モヤッ」とした出だしが消えました。
効果③ 長時間吹いても疲れにくくなった
余計な力を使わなくなったことで、喉も唇も疲れにくくなりました。結果的に練習時間が伸びました。
それでも声が出てしまう人への追加アドバイス
- 一度「無音タンギング」をやってみる
- スマホで録音して客観的に確認する
- 声が出ても落ち込まない(初心者あるあるです)
私も完全に直るまで、正直1か月以上かかりました。それでも、正しい方向で練習すれば、必ず改善します。
まとめ|トランペット初心者は「声」より「舌先」を信じてください
トランペット初心者が声で発音してしまうのは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、真剣に取り組んでいる証拠です。
大切なのは、
・声を消そうとしない
・舌先の小さな動きに集中する
・失敗を笑いに変えながら続ける
この3つです。
かつてクローゼットで独り熱唱していた私でも、ここまで改善できました。この記事が、同じ悩みを持つあなたの助けになれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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