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【トランペット初心者必見】長時間吹くと口の形が崩れる原因と、15分ごとの休憩で改善した方法
トランペットを練習していると、ある程度吹いているうちに口の形がどんどん崩れてしまい、音が不安定になることがあります。私自身も初心者の頃、この「口の形が保てない問題」にずいぶん悩まされていました。今回は、そんな私の実体験をもとに、原因と改善方法、そして実際に効果があった「15分ごとの休憩」の重要性についてお話ししていきます。
長時間吹くと口の形が崩れるのはなぜ?初心者が陥りやすい原因とは
私がまだトランペットを始めて間もない頃、練習に夢中になって1時間以上ぶっ通しで吹き続けることがよくありました。しかし気づくと、アンブシュアが保てず、口角が下がり、息の通り道も安定せず、音がどんどん荒れていきました。当時は「もっと練習しないと上達しない」と思い込み、休憩を取らないことこそが努力だと感じていたのです。
しかし後から振り返ると、口の形が崩れていた一番の原因は「唇の筋肉の疲労」でした。特に初心者は口周りの筋肉がまだ鍛えられていないため、長時間吹き続けると筋肉が限界に達し、思った通りに動かなくなってしまいます。さらに、疲れによって余計な力みが生まれ、悪循環が起こっていたのです。
15分ごとの休憩がアンブシュア維持のカギだった
そんなとき、先輩から「15分吹いたら5分休むだけでも全然違うよ」とアドバイスされたことが転機になりました。半信半疑で試してみると、驚くほど口の形が崩れにくくなり、音も安定しやすくなったのです。
具体的には、15分練習 → 5分休憩を1セットとして繰り返す方法です。休憩中は口をリラックスさせるだけでなく、軽く唇をさすって血行を良くすることも意識しました。これだけで唇の疲労が溜まりにくくなり、結果としてアンブシュアを維持する時間が伸びていったのです。
休憩を取り入れて実感した3つの効果
① 音が安定しやすくなった
休憩を挟むことで、息の通りや音の鳴り方が維持しやすくなりました。以前は30分もすれば音が荒れていましたが、休憩を取り入れてからは1時間以上の練習でも安定した音で吹ける時間が増えました。
② 余計な力みが減った
筋肉の疲労が減ったため、力任せに吹くクセが自然と改善されました。結果として、息がスムーズに入り、楽に吹いても響く感覚がつかめるようになりました。
③ 練習の質が大幅に上がった
以前は「長時間練習=上達」と思っていましたが、今は「良い状態を保ちながら練習する方が伸びる」と実感しています。休憩を取り入れることで、集中力が切れず、結果として技術の伸びも早くなりました。
まとめ:長時間吹くと口が崩れる人こそ、休憩を取り入れてみてください
トランペット初心者の多くが陥る「口の形が崩れる」問題は、単なる技術不足ではなく、身体の使い方や疲労の影響が大きいです。私自身、15分ごとの休憩を取り入れることで劇的に改善し、音の安定や力みの軽減といった効果を実感しました。
もしあなたも「長時間吹くと口が崩れる」と悩んでいるなら、ぜひ一度この方法を試してみてください。練習の質が驚くほど変わり、上達スピードもグッと上がるはずです。

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