吹奏楽のコンクールとかでは、自分の出番が終わった後に他の団体の演奏を聴きますね。
こうして他の演奏を聴くことによって良い刺激になります。
では、よりよい刺激を受けて自分の演奏に良い影響を与えるために意識をしてみましょう。
良い演奏は、より良い演奏を聴くことから
良い演奏をする為には良い音楽を聴くようにしてください。
自分と同じレベル、または下のレベルの音を聞いても上達しません。
精神的にも危機感が生まれませんからね。
「あ、自分はこの人たちよりは上手に演奏できてる」なんて思っても仕方ありません。
そもそも演奏というのは別に勝負をするものではないと考えています。
音楽とは「音」を「楽」しむものですからね。演奏していて、聴いていて楽しめればいいのだと考えています。
でもどうせなら良い演奏がしたいですよね。
であれば、自分より上級の演奏を聴き、刺激を受けた方が良いのです。
例えばライバルの団体が以前と比べて腕が上がったとしましょう。
「え!?なんか上手い…。よし!自分だって出来るぞ!やってやる!」
という気持ちになった方が楽しいです。
もうこれだけうまくなったからいいや、などと思っていると
…実はそこからどんどん下手くそになっていきます。
練習に緊張感がなくなると手を徐々に抜いていくことになります。無意識に。
そうなるとライバルからとんでもなく差をつけられます。
逆により上の団体の演奏を聴くようにするとその演奏は自分の目標になります。
「この音が出したいのになぜ出せないんだろう」と自分の課題を見つけ、練習に磨きがかかります。
どんどん上を目指すことでライバルを引き離して上手になっていきます。
いっそのことプロの音を聞いて目標にしましょう。
そして自分もその音を吹けるようイメージすることが大事なのです。
まずイメージ出来なければ吹くことなどできません。
音はイメージしたもの以上の音は出せません。
その為、まずは良い音を吹いている自分をイメージできるようにしましょう。
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