ダブルタンギングで速い演奏を可能にしよう

093066
ダブルタンギングというのは、習得するまで難しいものです。
しかし出来てしまえば、早い曲をよどみなくサラサラっと演奏が出来てかっこいいです。
今回はダブルタンギングを習得する練習をしていきましょう。

スポンサーリンク

両足で前に進むイメージ

ダブルタンギングのイメージは駆け足です。
普通のタンギングは片足でケンケンするイメージだとしてください。

速いテンポで本当はダブルタンギングでやるべきことをタンギングで乗り切ることはおススメしません。
ケンケンを早くやり過ぎたらそのうちこけます。
であれば両足で駆け足したほうが転ぶ確率は下がります。

タンギングは「トゥートゥートゥートゥー」といった感じでやりますね。
ダブルタンギングは「トゥクトゥクトゥクトゥク」というイメージです。

これだけではわからないのでまずはやってみましょう。
まずは口で「トゥクトゥクトゥクトゥク」と言えるようにしてください。

では、メトロノームを120に合わせて練習してみましょう。
最初は四分音符で「トゥークートゥークー」と、遅いテンポで言えるようにしましょう。

それが言えるようになったら次は八分音符で言えるようにしてください。
「トゥ」と「ク」では、どうしても「ク」の声が小さくなります。
なので、「ク」を大きい声で言えるように意識して練習しましょう。

「トゥクトゥク」がなかなかうまく発音できないという方もいるでしょう。
諦めるのはまだ早いです、別の発音で試してみてください。

「ターカーターカー」です。
口の中の動きはさほど「トゥクトゥク」と変わりません。
少し顔の筋肉を使って発音するものになります。

やり方は前述の通りです。
速いテンポで「タカタカタカタカ」と言えるようになったら「トゥクトゥク」で練習しなおしてみてください。

楽器でやってみよう

では、楽器で実際に吹いてみましょう。
声に出していた時は少なからず唇を動かして発音していたので言いやすかったはずです。
しかし楽器でやるとアンブシュアを動かせないですから難しくなるでしょう。
最初の「トゥ」は音に出せても「ク」の音はかすれてしまうことがあり得ます。

その場合は、先ほどと同じことを言ってしまいますが口で言う練習で「ク」を強調して言うようにすること、
そして楽器で吹くときには口・舌や顔を動かす筋肉の動きを最小限にするようにしてみてください。
私がやってしまったのは「ク」の時にしゃくりあげてしまうことでした。
あくまで顔そのものは動かさず、口の中の動きで完結するようにしましょう。

口では言えるけど楽器ではどうしてもできないというときはマウスピースだけで練習してみましょう。

あとは口で言う練習と楽器で吹く練習を続け、やり方を体に覚えさせるようにしていけば上達していくことでしょう。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする