冬、唇が切れるとアンブシュアがダメになり、トランペットが吹けなくなる

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冬の季節、気温は下がって寒くなります。
そして乾燥します。

そうなると唇が荒れてしまうんです。
ひどいことになると唇がピッと切れてしまい、とても痛いです。

目次

唇の調子の悪いときは吹かないで

そうなった場合は練習は諦めましょう。
吹いたところで練習になりませんし、そもそも吹けません。
別の練習、つまり筋トレや歌う事・イメージトレーニングをした方が良いのです。

私はどうしてもはやく上達したいと考えていた時、唇の荒れを気にすることなくトランペットを吹いて頑張って練習していました。

テスト勉強との両立であまり時間が無かった時のことです。
学校の授業が終わり、放課後になったら音楽室に行き、楽器を準備しました。
ちょっと唇が痛いな~とは感じていましたが、
「なめておけば大丈夫だろう」という甘い考えのもとに楽器の練習を始めてしまいました。

今考えると、(別の意味で)なめんじゃねぇよって話です。

吹いているうちに「やっぱり痛いな…大丈夫かな」と、若干痛みが増しました。
でも「終わったらリップクリーム買って塗んないとな」
と、それほど重要視せずに練習自体は進めました。

無意識にアンブシュアが変わってしまう

しかし徐々に痛みは大きくなってきました。
唇が痛いので無意識のうちにいたくない部分にマウスピースをあてていたのです。
つまり、いつもとアンブシュアは違う状態でした。
そしていたくない部分にも負担はかかりますが、おかしなアンブシュアでいたために痛い部分が引っ張られるような形になってしまっていました。

力も変な風にかかっていましたし、いつもより口のあたりは疲れやすくなっていました。
「あれ?変だな」と思いつつまだ練習を続けていると最終的にこうなりました。

高い音を出す時にいつもと違うアンブシュアだったため、出せなかったのです。
なので禁断の唇をイーっと引っ張ってマウスピースをギューッと押し当てるやり方て吹いたのです。

下手すると流血沙汰に

その瞬間、唇が切れました。
とてつもない「ズキッ」という電撃のような痛みが唇に走りました。
そして出血してしまいました。
マウスピースは赤くなるわ唇が痛くてどうにもならないわで大変でした。
結局数日は吹けなくなりましたね。

なので唇の荒れは気を付けてください。
日頃からケアを怠らず、万が一荒れていたくなった場合は無理して練習をすることは控えてください。
あと、アンブシュアは正しい方法でやりましょう。

以上、私の冬の事件でした。

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